お酒好きの方のために、太りにくいお酒の飲み方をご説明します。
太りにくい5つのお酒の飲み方とは
お酒で太る原因は大きく分けて三つ
- お酒に含まれる糖質。
- 食べ過ぎ・飲みすぎ。
- 肝機能低下。
この三つに注意しながら飲むことで、太りにくい飲み方でお酒を楽しめるということです。それでは、具体的にどのような飲み方をすればよいのでしょうか。
1.糖質の少ないお酒を選ぶ
お酒には大きく分けて「醸造酒」と「蒸留酒」の二種類があります。
- 醸造酒:果実や穀物に酵母を加えて作った物。ビール、ワイン、日本酒など
- 蒸留酒:醸造酒を蒸留したもの。ウォッカ、ジン、ウイスキー、焼酎など
醸造酒は、原料由来の糖質がたくさん含まれていますが、蒸留酒は醸造酒を蒸留する過程で糖質が取り除かれます。
お酒を飲む時は、醸造酒ではなく蒸留酒を選ぶことで、糖質を抑えることができます。
チューハイやカクテルは、ベースは蒸留酒でもシロップや糖分の多いリキュールを使用するので、糖質が多いため避けるようにしましょう。
2.お酒の割り物にも注意する
ウォッカやジンといった蒸留酒は、強いお酒であるため、一般的には炭酸水やトニックウォーターといった「割り物」で薄めて飲みます。
お酒を薄めて飲むことは、飲みすぎを防ぐためにも重要ですが、糖質の多い割り物を選んでしまうと、せっかく蒸留酒を選んだのに糖質が多くなってしまいます。
割り物には、糖質を含まない水、お湯、炭酸水、お茶を選びましょう。
3.空腹時にお酒を飲まない
お酒には、胃を活発にする働きがあるため、空腹時の飲酒は食べすぎの原因になります。
また、肝臓への負担も大きく、悪酔い、急性アルコール中毒の危険もあるため、空腹時の飲酒は避けたほうが良いでしょう。
お酒を飲むタイミングは、食後のお腹がある程度満たされた状態になってからがベストです。
4.おつまみは低糖質・高たんぱく質のものを選ぶ
お酒を飲むと、つい手軽につまめるスナック類を食べてしまいがちです。しかし、スナック類は塩分、炭水化物、脂質を多く含むため、太る原因となります。
おつまみは、糖質や糖質の元となる炭水化物を避け、チーズ、大豆などの高たんぱく質の物を選ぶと良いでしょう。
枝豆は、たんぱく質も多く、肝臓の働きを助ける成分が含まれているため、おつまみにするにはうってつけです。
5.お酒と一緒に水を飲む
肝臓は、体内の水分を消費しながら、アルコールをアセトアルデヒドに分解し、アセトアルデヒドを酢酸に分解します。
しかし、水分が不足すると分解が途中で止まってしまい、体内にアセトアルデヒドが大量に残ることになります。
このアセトアルデヒドは、二日酔いや悪酔いの原因になるだけではなく、肝臓を傷つけて肝機能を低下させてしまいます。
肝機能が下がると、基礎代謝も下がり、太りやすく痩せにくい体質やむくみやすい体質を作ってしまいます。
お酒と一緒に水を飲むことは、アルコールの分解を助けるだけではなく、食べ過ぎ・飲みすぎを防ぐためにも重要です。
まとめ
太りにくいお酒の飲み方についてご説明しました。
糖質の多いお酒をたくさん飲むことやおつまみなどの食べ過ぎは、太る原因となるだけではなく、糖尿病、肝硬変、肝臓がんなどさまざまな病気の原因となります。
太りにくいお酒の飲み方は、健康的な飲み方でもあるので、お酒が好きな方はぜひ一度試してみてください。