ダイエットに筋トレは必要です。
ダイエットの運動というと、筋トレなどの無酸素運動よりも有酸素運動をイメージされるのではないでしょうか。
脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動は効果的ですが、有酸素運動だけをしてもすぐには体脂肪は燃焼されません。
体脂肪は燃焼されるまでに平均15〜20分ほど必要です。
これは、血液中の糖分が消費された後に、筋肉や肝臓に溜め込まれている糖分を消費してから、脂肪を消費するからです。
この15〜20分間にストレッチと無酸素運動をしてから、有酸素運動を行えば体脂肪が燃焼しやすい状態から始められますので、体脂肪の燃焼効率がよくなります。
例えば、「ストレッチを10分間行い、無酸素運動5分間と無酸素運動の時間を少なめにする」や「筋肉痛が残っているから筋トレではなく、ストレッチだけにしよう」など筋肉を休ませて上げる事も重要です。
無酸素運動で基礎代謝アップ
無酸素運動がダイエットで大事な理由は、無酸素運動を行うことで、基礎代謝が向上します。
基礎代謝とは、呼吸や体温調整など生命維持活動に使われるエネルギーで、1日中何もしていなくても消費されます。
この消費エネルギーの量は、筋肉量や心肺機能によって人それぞれ変わってきます。
筋肉量が多い方は基礎代謝が高く、筋肉量が低い方は基礎代謝が低い傾向にあります。
つまり、基礎代謝の高い(筋肉量の多い)人は消費エネルギーが多いため、太りにくい体ということです。
無酸素運動により筋肉が増えて基礎代謝が上がり消費エネルギーも増えれば、血液中の糖分が早く消費されます。つまり体脂肪が燃焼しやすい状態になりやすい体になります。
ストレッチだけして有酸素運動をしても基礎代謝が増えにくいので、体脂肪の燃焼効率はあがりません。
実は少ない運動による消費カロリー
運動によって消費されるカロリーは、実は1日で消費されるカロリーの20〜30%しかありません。
では、残りは何が消費しているのか、ということですが、60〜70%が基礎代謝なのです。
さらに基礎代謝の50%超が筋肉によって消費されています。
つまり、有酸素運動も大事ですが、筋肉量を増やすことによって、基礎代謝をあげることが大事になってきます。
筋肉が増えれば基礎代謝が向上し、食べても筋肉の維持に消費されますので、脂肪がつきにくい体になります。
まとめ
無酸素運動が必要な理由をご紹介しました。
無酸素運動と合わせて、筋肉を作るサプリメントを服用することで、運動単独よりも効果が期待できます。