やっと、
やっと、
暑い夏が終わりかけています
秋が、食欲だったり読書だったり、スポーツだったりの秋
でもカルナの園芸売場は「秋植え野菜苗」の秋、です
みずみずしい野菜苗たち
かわいーでしょ
秋まき野菜・秋植え野菜は、冬の霜にあたると葉が柔らかくなって
甘みも増してコクのあるおいしい野菜になってくれる可愛い奴です
春植えに比べると、病害虫の被害を受けにくいのもメリットなんですね
先行したジャガイモくんたちもよく売れてます
「農林1号」「デジマ」…人気です、「ニシユタカ」
品種によって違いがあります
で、ジャガイモくんたちは置いといて
秋植えの葉物野菜たちを紹介します
こちらカリフラワーの苗です↑
◆カリフラワー(ブロッコリーはアブラナ属の別変種で、茎まで食べられますが育て方は同じです)
育て方のポイントをカンタンに説明すると
肥料を多く必要とするので、元肥はしっかりと入れ
苗は、プランターなら2株を目安に、根鉢をくずさないように植えつけます
植えつけ後はたっぷり水をやり、日当りのよい場所に置いて
その後、表土が乾いてきたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷり与えます
追肥は、定植後2週間くらいの根付いた頃に、化成肥料を月に2回か液肥を週1回施します
すると、植えてからの収穫は早くて、10~11月にはOKでしょう
「バイオレットクイン」は、ゆでると鮮緑色に変わるのがおもしろい!
「スノークラウン」は、耐病性強く、栽培が容易なのが特徴で純白の大玉になります
早生種では品質最高と云われています
「オレンジブーケ」は、玉がオレンジ色になり、サラダにするとうけることと栄養価が高いのが特徴です
続いて鍋の王者、ハクサイたち↑
◆ハクサイの育て方ワンポイント
株間を40~50cmとして、定植の約2週間前に1㎡当たり100gの“苦土石灰”を散布して深く耕します
その1週間後に、1㎡当たり堆肥3Lと、化成肥料100gを混ぜて、畝を作ります
霜が降りる11月ごろに、霜よけとして外葉で包むようにワラヒモなどで縛ります
また風除けに木の枝や笹などを北側に立てるのも効果があります
12月になると結球してくるので、順次収穫できます
「無双」は、病気に強く生育は旺盛。適期栽培では2.5kg程度に太ります
「耐病60日」は、秋まき用60日早生種で、球は尻張りのよい砲弾型で重さ2~3kg前後になり、つくりやすく品質が優れています
「千勝」は、生育が旺盛で病気に強い年内どりの中早生種で、適期栽培なら3kg程度に太ります
最後にキャベツたち↑
◆キャベツの育て方
水はけが良いこと、肥沃な場所であることが大切です
元肥は1㎡当たり堆肥3kgと、化成肥料を2握り程度を施して
植え付け2週間前以前に、1㎡当たり苦土石灰ひとつかみを施して、よく耕しておきます
株間は40㎝くらいにし、苗の根鉢を崩さないよう、深植えにならないよう、気をつけて植え付けます
植え付け後2~3週間経つと根付くので、10日毎に2~3回
追肥として化成肥料を株のまわりに1つかみ施し、土と混ぜながら土寄せします
外葉が開き、内側の葉が巻いて結球が始まり、4週くらいで結球がかたくなったときが収穫時です
秋まきの収穫はふつう翌年の4月から5月と云われていますが
「冬風」は低温結球性と耐寒性にすぐれた品種で、定植後80余日で収穫できる中生の多収種です
「ルビーボール」は65日型の極早生種で、適期栽培なら定植後約65日程度で1.3kg程度に、もう少し日をおけば1.6kg程度に肥大する極早生種です
ところで、葉物野菜は(ダイコンも)、アブラナ科の植物が多く
厄介なことに連作障害が出ます
ですから、3年くらい間を開けて作ることが大切です
ちなみにカリフラワーもハクサイもキャベツもコマツナもチンゲンサイも
み~んなアブラナ科です
連作障害は、ナス科(ナス、トマト、ジャガイモ)だけではないんですねぇ
でも、
おいしい冬の食卓のために、がんばりましょー!
説明の多いブログでスミマセンでした