摂取カロリーが消費カロリーよりも多いためです。
少食であっても太る方は、少食であっても消費カロリーが少ないため、相対的に摂取カロリーが多くなってしまうのです。
ダイエットは消費カロリー>摂取カロリーとならなければ、体重は減りません。
食べていないのに、太るという方は、以下のような状態ではないでしょうか。
- ちょこちょこと間食をしている
- 食事の回数が少ない
- 食事量が少なすぎる
- 基礎代謝量が少ない
- 運動量が少ない
- 寝る直前に食べている
- 睡眠不足になっている
- ストレスが多い
これらは、食べていないのに太る原因と考えられます。
食べないのに太る原因
ちょこちょこと間食をしている
こまめに間食をとっていると、結構なカロリーを摂取してしまうことになります。
ご飯を食べる量は少なくても、飴玉をよく舐める、ガムをよく噛んでいる、清涼飲料水をよく飲んでいる、果物をよく食べていたりすると、かなりの糖分を摂取していることになり、余分な糖分は体脂肪として蓄えられます。
食事の回数が少ない
食事の回数が少ないと、食事同士の間隔が長くなります。
もし、間食を取らなかった場合、血糖値がかなり下がります。肝臓に溜め込んでいる糖質を放出しますので、やがて糖質が尽きてしまいます。しかし、脳や血球にはぶどう糖を供給しなければなりません。糖類が供給されないため、筋肉を分解してブドウ糖を作り始めます。
そのため、食事回数が少ないと、体脂肪も減りますが、同時に筋肉も減っていきます。
筋肉が減るということは、基礎代謝が減るということです。
その結果、摂取カロリーが少なくても、太りやすい体質になってしまいます。
また、食事の間隔が長いことで、体が飢餓状態にあると判断します。
飢餓状態と判断されると体脂肪を消費しないようになります。
この状態で、食事をすると、体はエネルギーを蓄えようとします。
蓄えられたエネルギーが脂肪になってしまい、太ってしまいます。
運動量が少ない
動かなければ生活の中で代謝されるカロリーが減ります。
この代謝は全体の20〜30%程度しかありませんが、運動をしないとこの2割を消費できません。
筋肉量が非常にすくないため、基礎代謝量も少なくなり、全消費エネルギーが少なくなってしまいます。
寝る直前に食べている
夜間は副交感神経優位になっていますので、体脂肪として蓄えられやすくなります。
寝る直前に食べてしまうと、うまく消費されませんので、睡眠中に体脂肪として蓄えられてしまいます。
睡眠不足やストレス
睡眠不足になると、レプチンが減ってグレリンが増えることにより、食欲が増進しがちなので注意する必要があります。
また、ストレスが多いと浅い眠りになり、成長ホルモンの分泌量が減るので、寝ている間に脂肪が蓄積されやすくなります。
まとめ
食べていないのに太ってしまう原因をいくつかご紹介しました。
この他にも、低体温や冷え性で基礎代謝が低い、ビタミンB群が足りず糖を燃やせない、塩分の取り過ぎでむくんでしまっているというような理由も考えられます。
しっかりと栄養素をとって、運動することで、基礎代謝も上がり痩せやすい体質へと変わっていくことができるでしょう。脂肪を燃焼させるサプリを使いながら運動をしましょう。
相談したいことがありましたら、お気軽にご相談ください。