食事制限はダイエットに効果があります。
食事制限をしているのに太ってしまった場合、食事制限の方法に問題があると考えられます。
まずは、あなたのダイエットを妨げている原因を突き止めましょう。
食事制限で痩せない理由を4つご紹介します。
食事制限で痩せない4つの理由
炭水化物を取り過ぎてしまっている
炭水化物は糖質を摂取することになるので、食事制限をする上でまず避けるべきです。
糖質の過剰摂取は、脂肪増加の原因となります。
糖質は体内でブドウ糖などの成分に分解されます。ブドウ糖が血液内で増えると、体はインスリンというホルモンを分泌します。このインスリンはブドウ糖をエネルギーに変換するために肝臓や筋肉に送り込もうとします。
この時に肝臓や筋肉に収まりきらなかったブドウ糖が脂肪として蓄積されます。
つまり、糖質を取り過ぎてしまうと、食事量を減らしても、体重が増えてしまうことがあります。
ダイエット中だからといって「おかずを少なめにして、ご飯でお腹を満たそう」と考えているなら、逆効果になってしまいます。
お肉などの脂質の摂取は我慢しても、ご飯やパンなどの炭水化物をいつも通り食べてしまうと、糖質が過剰に摂取され、脂肪として蓄積されます。
食事が偏って、栄養不足になっている
栄養不足も痩せない原因の一つです。
食事制限で気をつけることは、バランスの良い食事を心がけることです。
特に、酵素やアミノ酸、ビタミン、ミネラルといった栄養素は脂肪を燃焼させるために必要です。これらの栄養が不足すると、代謝がうまくいかず、「停滞期」を迎える可能性もあります。
また、栄養バランスが崩れているため、便秘の原因になったり、ぽっこりお腹の原因にもなります。
空腹時間が長くなっている
空腹時間が長くなることで、体は飢餓状態になっていると判断します。
飢餓状態にある体は、体内に入ってきた栄養を必要以上に取り込もうとします。
結果として、血糖値が急上昇しやすくなり、脂肪を溜め込みやすい体質になってしまいます。
1日の摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしている
ダイエットの基本ですが、摂取カロリーが消費カロリー未満であれば痩せます。
しかし、ダイエット中で食事制限をしていても、お菓子で食事を済ませてしまっている方もいらっしゃいます。たしかに炭水化物を制限することは大切ですが、お菓子をとってしまうことで、カロリーを過剰摂取してしまうことが多くあります。その場合には、やはり体に脂肪として蓄積されていきますので、体重は減りにくくなってしまいます。
まとめ
食事制限をしても効果がでない理由を4つご紹介しましたが、当てはまるものはありましたでしょうか?
ダイエットをする上で、食事制限は大切ですが、誤った食事制限をしていては、体重が減らないどころか、体調さえ崩してしまいかねません。
正しい食事制限を心がけ、不足しがちな栄養素はサプリメントで補うように工夫をしましょう。
食事制限の方法やサプリメントの選択など、ご不明点はご相談ください。