ストレッチにダイエット効果はありますか?

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最近、寝る前に数分間ストレッチをするだけで痩せられるという「ストレッチダイエット」が話題になっており、実際にダイエットに成功した人で「毎日欠かさずストレッチを行っていた」という人もいます。

しかし、一方で「ストレッチをしても痩せなかった」「ストレッチにダイエット効果はない」という人もいます。

はたして、ストレッチにダイエットに効果はあるのでしょうか?

 

ストレッチとダイエットの関係

ストレッチの消費カロリーは少ない

ダイエットで重要となる「運動」という視点から見ると、ストレッチの運動強度は低く、ウォーキングや水泳のように体を大きく動かす運動でもないため、運動量も他の運動に比べると少なくなります。

一般的に、消費カロリーは心拍数と比例しているため、運動強度が低く運動量も少ないストレッチで消費できるカロリーは少なく、ダイエット効果は少ない、あるいは、ダイエット効果がないといえます。

 

ストレッチがダイエットに良いといわれる理由

ストレッチは、運動量も消費カロリーも少なく、ウォーキングや水泳などに比べるとダイエット効果が低い運動ですが、体の筋肉を柔らかくほぐし、血行促進と基礎代謝をアップさせる効果があります。

基礎代謝が上がると、普段の生活で消費されるカロリーが増えるため、一日の消費カロリーが全体的に底上げされ、「運動」としてのストレッチのカロリー消費は少なくても、長い目で見ればダイエット効果があるといえます。

また、ストレッチは筋肉量が少ない人でも取り組むことができ、体を痛めにくい、特別な道具が必要ない、誰でも気軽に始めることができる運動であることも、ダイエットに良いといわれる理由です。

 

ダイエットに効果的なストレッチ方法

運動量が少なく、消費カロリーが少ないストレッチですが、ポイントをつかんだ「正しいストレッチ」を行うことで、ダイエット効果をアップさせることができるだけでなく、体を痛める危険性を下げることができます。

 

1:リラックスした状態で行う

緊張状態では筋肉を伸ばすことができません。ストレッチを行うのは、お風呂上がりや寝る前など、リラックスした気分のときが最適です。

 

2:息を止めず、ゆっくり呼吸をしながら行う

息を止めると筋肉が緊張し、十分に伸ばすことができません。有酸素運動であることを意識して、ゆっくりと呼吸しながらゆったり動くのがポイントです。

 

3:イタ気持ちいい範囲で止める

体が硬く、思っているように筋肉が伸びないというときは決して無理をせず、「イタ気持ちいい」範囲で止めてください。誰かに体を押してもらう、反動をつけて体を伸ばすなど、限界以上に体を伸ばしてしまうと、筋や腱を痛める原因となります。

 

まとめ

ストレッチは、肩や首のこりを解消する効果や、リラックス効果、ストレス解消効果、体を温める効果もあるため、ダイエット以外のメリットもたくさんあります。

ダイエット法としては、初めてすぐに効果を感じることはできませんが、毎日コツコツと積み重ねることで効果を感じることができるため、日常の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 
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