2017年8月16日

ダイエットの後にリバウンドするのはなぜですか?

目次

リバウンドをしてしまう理由を5つご紹介します。

 

 

リバウンドしてしまう5つの理由

停滞期に食事量を戻してしまう

食事制限によるダイエットは、開始直後は順調に体重が減りますが、ある時期になると体重が減らなくなります。これを「停滞期」といい、約1ヶ月ほど続く場合もあります。

 

この停滞期の原因は「ホメオスタシス」という体の機能にあります。

ホメオスタシスは、体に少量のエネルギーしか入ってこない場合、基礎代謝を減少させて体を維持しようとします。ダイエット中にホメオスタシスの機能が働くと、消費カロリーが減少するため、摂取カロリーを減らしていても、それ以上体重が減らなくなるのです。

 

そして停滞期にダイエットを諦めた場合でも、このホメオスタシスは機能しています。ですから食事の量を元に戻してしまうと、消費カロリーが減少しているところに過剰なカロリーを摂取してしまうことになり、余分な脂肪が蓄積されることになります。

 

レプチン分泌量の減少

「レプチン」とは、脳の満腹中枢を刺激する物質です。レプチンが働くことで、満腹になったと感じ、食欲を抑えることができます。

しかし、ダイエット中に食事を減らしていると、レプチンの分泌量も減ってきます。

 

レプチンは1度減少すると、適正量に戻るまでに1ヶ月ほどかかります。

つまり、ダイエットをやめてすぐの時に普通の食事をしてしまうと、レプチンの量が少ないため満腹感を得られず、かえって食べ過ぎてしまうのです。

 

基礎代謝の低下

ダイエットの基本は消費カロリーが摂取カロリーより多いことです。

そのためには、食事を減らすだけではだめで、運動が必須です。

 

運動せずに食事制限だけで体重を落とすことは可能です。

しかし体脂肪と同時に筋肉量も減ってしまいます。

 

筋肉量が減ると基礎代謝量が低下します。体重は一時的に減りますが、太りやすい身体になっていくことがリバウンドの原因です。

食事制限だけでその体重を維持しようとすると、体重は維持できても、体型は維持できない可能性もあります。

筋トレなどの運動は基礎代謝量をアップさせる効果がありますから、無理なくダイエットを進めるためにも運動と食事制限を併用することが基本です。

 

目標達成後すぐに食事を戻してしまう

目標体重に達したらすぐに食事量を元に戻してしまうとリバウンドしやすくなります。

 

目標体重はゴールではなく、その体重を数ヶ月維持できて初めてダイエット成功と言えるでしょう。

ダイエットは「痩せる」ことよりも、「痩せた体重(体型)」を維持することの方がずっと難しいです。

リバウンドしないためには、ダイエット中の食生活を維持することが大切です。

 

無理なダイエットをしている

「◯◯を一切食べない」や、逆に「〇〇しか食べない」など極端なことをするとストレスがたまりますし、栄養が不足してしまいます。

栄養が不足してしまうと、体は栄養を溜め込もうとし、結果、思ったように痩せません。また、我慢が必要でストレスも溜まります。痩せないことでさらにストレスが溜まります。

 

ストレスはダイエットが続かない一つの原因です。我慢が過ぎると、どか食いや過食につながってしまいます。また、この状態を繰り返していると、拒食症や過食症などの摂食障害に発展してしまう可能性があり、とても危険です。

 

 

まとめ

ダイエットでリバウンドしてしまう理由を5つご紹介しました。

ダイエットは、長期的に計画を立てて、ご自身にストレスがかからず、無理のない範囲で行いましょう。

短期間で痩せようと無理な計画を立てると、リバウンドだけでなく、摂食障害の危険性もあることを覚えておく必要があります。

 
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