2018年7月1日

一般的な睡眠時間の人がショートスリーパーになる方法はありますか?

目次

短い睡眠時間でも元気に活動できるショートスリーパーは、忙しい一日を送る人はもちろん、もっと多くの時間を有効に使いたいと願う人にとって理想的な体質です。

しかし、ショートスリーパーとは本来、遺伝的な体質、先天性のものであることが研究で分かっており、一般的な睡眠の人が本物のショートスリーパーのように短い睡眠時間で過ごすことは難しいといわれています。

しかし、一般的な睡眠時間の人でも、ショートスリーパーのように睡眠時間を5時間以下に短縮することができます。

 

ショートスリーパーになる方法

規則正しい生活

睡眠時間を短縮する方法というと、誰もが簡単に思いつく方法が「寝る時間を遅くすること」です。

確かに、ショートスリーパーになる訓練は、睡眠時間を短縮する方法として就寝時間を遅くする方法で行いますが、いきなり睡眠時間を削ると睡眠不足になってしまいます。

睡眠時間を減らす前に、まずは就寝時間と起床時間を決め、規則正しい生活を送ることで睡眠のリズムとレム睡眠・ノンレム睡眠のバランスを整えなくてはなりません。

睡眠のリズムが整うと、決まった時間になると目が覚めるようになり、睡眠時間を短縮しても無理なく自然に起きることができます。

 

質の良い睡眠

睡眠は、ノンレム睡眠という脳を休める睡眠から始まり、徐々に眠りが深くなった後、再び眠りが浅くなった時に、体を休めるレム睡眠がしばらく続いた後、再びノンレム睡眠に変わって眠りが深くなっていくというサイクルになっていますが、ショートスリーパーは一般的な人に比べてレム睡眠の時間が短いことが分かっています。

つまり、ショートスリーパーは睡眠時間は短くても、眠りが深く眠りの質が良いため、短い休息でもしっかりと疲労を回復できるということで、逆を言うと、眠りの質を上げることができれば、睡眠時間を短縮しても疲労を回復できるということでになり、一般的な睡眠時間の人がショートスリーパーになるには、眠りの質を向上させることが重要ということになります。

眠りの質を下げる飲酒やカフェインの摂取、夜遅い食事や食べ過ぎをしないほか、スムーズに寝付けるよう、軽いストレッチやヨガを取り入れることで、質の良い眠りを手に入れましょう。

 

少しずつ短縮していく

睡眠時間の短縮も、ダイエット同様「ゆっくり」が原則です。

6時間睡眠の人であれば、睡眠時間を2時間短縮すればショートスリーパーのような4時間睡眠になりますが、睡眠時間を1/3減らすことになるため、体に大きな負担がかかってしまいます。

1日や2日であれば4時間睡眠も可能かもしれませんが、ショートスリーパーのように短時間睡眠を継続することはできないばかりか、睡眠不足で集中力や注意力が低下し、事故や怪我のリスクも高まり危険です。

睡眠時間を短縮するときは起床時間は変えず、就寝時間を15分から30分程度遅らせ、しばらく体を慣らしてから、さらに15分から30分ほど就寝時間を遅らせるという方法で行いましょう。

 

まとめ

一般的な睡眠時間の人がショートスリーパーのような短時間睡眠で過ごすには、睡眠のサイクルを整え、質の良い睡眠をとり、睡眠不足状態にならないよう注意しなくてはいけません。

もし、睡眠時間を短くしたことで体調が悪くなる、疲れが取れないという場合は、決して無理をせず、通常の睡眠時間に戻してください。

また、体質的なショートスリーパーの中には1時間程度しか睡眠を必要としない人がいますが、一般的な睡眠時間の人が短時間睡眠で生活をする場合は、4時間から5時間程度に留めておきましょう。

 

 
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