2018年8月1日

更年期でイライラ…原因と予防法は?

目次

女性なら誰もが経験する更年期は、さまざまな体の不調だけではなく、普段なら聞き流せることが聞き流せなくなる、ささいなことで怒りが爆発するといった「イライラ」に悩まされがちです。

なぜ更年期になるとイライラしてしまうのでしょうか。また、イライラを予防する方法はないのでしょうか?

 

不調の原因は自律神経にあり

更年期と自律神経の関係

更年期とは、卵巣の機能が落ちることによって、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が急激に減少がする時期のことを指します。

ホルモンが急激に減少すると体に負担がかかるため、脳はホルモンの量を安定させようと働きますが、このときに活性化する脳の視床下部は自律神経の働きも制御しているため、ホルモンが乱れると自律神経も影響を受けてしまうのです。

 

自律神経とイライラの関係

自律神経は、運動をしているときや興奮しているとき、体を活動させるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりする役割を持つ「交感神経」と、体を休めたり食事をしたりするときに必要な、気分を落ち着かせ、胃腸の働きを活発にする役割を持つ「副交感神経」の働きを調整しています。

自律神経が乱れると、副交感神経の働きが弱くなり、交感神経が過剰に働く状態となり、ノルアドレナリンという神経伝達物質の分泌が増えるのですが、ノルアドレナリンは意欲の源である一方、過剰に分泌すると怒りっぽく、イライラとしたキレやすい状態になってしまいます。

 

更年期のイライラ予防法

ホルモンバランスを整える

更年期にホルモンの量が減ってしまうことは避けることができませんが、ホルモンの減少量を緩やかにすることでホルモンバランスが大きく乱れることを防ぐことができます。

更年期で減少するエストロゲンによく似た働きをするイソフラボン、ホルモンや自律神経の働きを調節するプラセンタなどを含んだ食品やサプリメントをとることで、ホルモンバランスの改善が期待できます。

 

自律神経を整える

自律神経が乱れる原因は、ホルモンバランスの乱れのほかに、ストレス、睡眠不足、就寝時間や起床時間、食事の時間が安定しないといった生活の乱れなど、さまざまな要因が複雑に絡んでいます。

そのため、自律神経を整える方法としては、自律神経を整える作用を持つプラセンタやビタミンB群を含む食品やサプリメントを摂取するほか、規則正しい生活を送る、睡眠をしっかりとるといった生活の改善などがあります。

また、ハーブティやホットミルクなどのリラックス効果が期待できる飲み物を飲む、アロマテラピーや半身浴で気持ちを和らげるなど、副交感神経の働きを助ける方法を試してみるのもよいかもしれません。

 

まとめ

更年期のイライラで八つ当たりしてしまうと、後から罪悪感で落ち込んでしまうかもしれません。

しかし、精神的なストレスはさらなるイライラを招くことがあるので、あまり深く考えすぎず「更年期はイライラするものだ」と気楽に構えるとよいかもしれません。ただし、イライラが強すぎて日常生活に影響が出るようでしたら、病院で受診することをおすすめします。

更年期のイライラにお悩みの方は、弊社にご相談ください。

 
カルナドラッグストア小坂井店(JAひまわり小坂井支店隣)
愛知県豊川市小坂井町中野54-12
フリーダイヤル:0120-057-151
電話:0533-72-7151
営業:月~土曜日 9:00~20:00 / 日曜日 9:00~19:00
休業:毎月第2火曜日、年始
 
◆カルナLINE公式アカウント◆