2018年9月1日

男性でも更年期になるって本当?男性更年期障害とは。

目次

更年期障害は、閉経に伴う女性ホルモンの減少が原因で起こるさまざまな体調不良をさすため、女性特有の問題というイメージがありますが、最近は男性でも更年期障害になることが知られています。

男性の更年期障害は「男性更年期障害」と呼ばれ、女性の更年期障害とは原因や対処法が異なります。

 

男性更年期障害

男性ホルモンの減少が原因

月経がある女性は必ず閉経があるため、閉経の前後10年間には必ず「更年期」が訪れます。

一方、男性月経や閉経がないため、ホルモンの分泌量が急激に減少することはほとんどありません。

しかし、加齢やストレスによって男性ホルモンである「テストステロン」の分泌が減少することがあり、男性ホルモンが減少したことで「男性更年期障害」になることがあります。

 

男性更年期障害の症状

男性更年期障害の症状は、女性の更年期障害と共通する「のぼせ」「めまい」「多汗」といった自律神経失調症状、「イライラ」「不安感」「情緒不安定」といった精神症状があります。

また、男性更年期は性欲の減衰やEDといった症状が現れるほか、減少した男性ホルモンを補うために「前立腺」が肥大し、尿が近くなる、残尿感があるなど、生殖器の症状が現れやすいことが特徴です。

 

男性更年期障害の改善法

適度な運動

テストステロンは、筋肉を増やす役割を持つホルモンですので、運動を行うとテストステロンの分泌を促すことができるだけではなく、テストステロンの減少を抑える効果も期待できます。

また、更年期障害の症状である内臓脂肪増加や骨量の減少を抑える効果もありますので、まさに一石二鳥です。

ただし、長時間の筋トレやハードすぎる運動を行うと、テストステロンと同じ材料から作られる「コルチゾール」というホルモンが分泌されるため、相対的にテストステロンの分泌量が減ってしまいます。

少し「きつい」と思う程度の運動を、1時間を超えない範囲で定期的に行うとよいといわれています。

適度な運動はストレス解消にもなりますので、ぜひ取り入れたい生活習慣です。

 

食生活の改善

男性機能の回復効果があるといわれる「亜鉛」、筋肉を育てる「たんぱく質」のほか、山芋、オクラなどに含まれるネバネバ成分「ムチン」、テストステロンの増加を助け、カルシウムの吸収をよくする「ビタミンD」は、男性更年期障害の対策に良いといわれています。

更年期は内臓脂肪がつきやすくなるため、低脂肪、低糖質を心がけた、和食中心の食生活が理想といわれています。

 

睡眠をしっかりとる

テストステロンは夜寝ている間に補充されるといわれていますので、睡眠時間が短くなるとテストステロンの原料となる栄養を摂っても、運動を行っても効果が減少してしまいます。

なるべくたっぷりの睡眠をとるか、睡眠時間を長くとれない場合は睡眠の質を上げることが大切です。

また、質の良い睡眠は自律神経を整える効果もありますので、更年期障害の「のぼせ」「めまい」といった自律神経失調症状を和らげる効果も期待できます。

 

まとめ

男性更年期障害は、女性の更年期障害よりも悩んでいる人が少ないことから、男性更年期向けのサプリメントはほとんど販売されていません。

しかし、男性更年期の症状の中でも悩んでいる人が多い「性欲減衰」「ED」の改善効果が期待できるサプリメントは販売されていますので「当面の問題を解決したい」という場合は利用を検討してもよいかもしれません。

男性更年期障害にお悩みの方は、弊社に一度ご相談ください。

 
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