2018年10月1日

香りで心を軽くする。更年期向けのアロマ4つ

目次

「西洋の漢方」とも呼ばれ、古くから民間療法の分野で親しまれてきたアロマオイルは、自宅で簡単にできるリラックス法やエステサロンだけではなく、産院などで陣痛緩和などを目的に利用されることもあり、現在も幅広く利用されています。

アロマオイルは種類ごとにさまざまな効能を持っており、なかには更年期障害の症状を緩和するアロマオイルもあるといわれています。

今回は、更年期におすすめのアロマオイルを紹介します。

 

更年期向けアロマ4つ

1. ゼラニウム

ゼラニウムは香りに虫除け効果があるということからヨーロッパなどで「ベランダを飾る花」として長年親しまれてきた花です。

バラに似た甘い香りが特徴で、イライラを鎮め、心のバランスやホルモンバランスを整える効果があるとされています。

さらに、肌を健康に保つ効果もあるといわれており、スキンケアに利用することもできます。

 

2. イランイラン

熱帯地方を原産とするイランイランは「花の中の花」という意味の名前の通り、濃厚な香りが特徴です。

子宮の強壮効果やホルモンの分泌を調節する効能のほか、精神をリラックスさせる効能があるといわれています。

陣痛の緩和やお産の促進などにも使われ、エキゾチックで魅力的な香りから「女性を魅力的にするアロマ」として古くから親しまれており、更年期の症状を緩和するアロマとしても有名です。

ただし、香りが強く独特なため、好みが大きく分かれるほか高濃度だと気分が悪くなる人もいるようです。

 

3. ラベンダー

「アロマオイルといえばこれ」というほどなじみ深いラベンダーは、天然の万能薬とも呼ばれるほどさまざまな効能を持っています。

なかでもリラックス効果や安眠効果は有名で、ベッドサイドアロマやアロマバスとして活用されることが多いアロマです。

またラベンダーは、リラックスや安眠だけではなく、冷え性やむくみ改善、肩コリ・頭痛・腰痛といった体の痛みを緩和する効果があるともいわれているため、更年期の緩和はもちろん、日常的に利用できるアロマオイルです。

 

4. クラリセージ

エストロゲン作用を持つ成分「スクラレオール」を含むクラリセージは、ほんのりとした甘さを持つハーブのような香りが特徴のアロマオイルです。

ホルモンバランスを整えるといわれており、不安や緊張、イライラやヒステリックな気持ちを抑えてくれるほか、更年期に起こりやすい憂鬱な気分など、精神的な不調を緩和するといわれています。

また、生理不順、生理痛、PMS(月経前症候群)などにも効果があるため、本格的な更年期に入る前の「プレ更年期」と呼ばれる30代後半の女性にもおすすめのアロマオイルです。

ただし、ホルモンに働きかける作用が強いため、ホルモン治療を受けているときは使用を避けてください。

 

まとめ

このほか、ペパーミントや柑橘系など、気分をリフレッシュする効果があるアロマや、ネガティブな気分をやわらげるローマンカモミールなども更年期におすすめです。

ただし、アロマオイルには合成のアロマオイルと天然のアロマオイルがあり、合成のアロマオイルは効果がありません。

また、妊娠中は使用できないアロマオイルや、肌に塗ってはいけないアロマオイル、日光に当たると毒素がでるアロマオイルもありますので、使い方には注意してください。

 
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