しなやかでスラリと伸びた美脚は多くの女性の憧れです。しかし、体の中でも脚は特にやせにくいといわれており、ダイエットでお腹や顔の脂肪を落とすことはできても、脚だけはなかなかやせないと悩んでいる人が多い場所です。脚やせダイエットには運動がよいといわれていますが、どんな運動が脚やせ効果が高いのでしょうか?
脚やせダイエットにおすすめな運動
足パカ運動
天候を気にせず道具も必要なため、毎日手軽に行うことができ、太ももの内側の筋肉を鍛える効果があるほか、下腹や脇腹にも効果があります。
- 仰向けに寝て両手を広げ、脚を天井に向けてに伸ばす
- 脚を開けるだけ開き、その状態を5秒間キープ
- 両脚をゆっくり閉じ、かかとをくっつけた状態を5秒間キープ
- 1~3までを1回として、これを10回繰り返す
腕や上半身の力は使わず、下腹部と太ももの内側を意識してゆっくり動かすことがポイントです。
一日に3セットから5セットほど行うと効果があります。
自転車こぎ運動
実際に自転車に乗るのではなく、自転車をこぐように脚を動かす運動で、足パカ運動よりも下腹部を鍛える効果があります。
- 仰向けになり、腰を浮かさないように意識しながら両脚を上げる
- 自転車のペダルをこぐ時のように脚を動かす
- 左右交互に30回行う
両脚を上げる高さを変えることで運動強度を変えることができるため、普段運動をしない人でも気軽に始めることができます。
サイクリング
自転車は脚が太くなるというイメージがありますが、太くなるのは重いギアや坂道などで、太ももに負担をかけた場合で、軽いギアを使って早い動きで、つま先でペダル「回す」感覚でこぐと脚やせ効果があります。
一般的な「ママチャリ」は上半身が起きた状態で乗れるため、安定感がありますが、自転車自体が重くギアが少ないこと、太ももに負荷がかかりやすい乗車姿勢になることから脚やせ用には向いておらず、車体が軽くギア数が多い、前傾姿勢で乗れるスポーツモデルの自転車が最適です。
自転車の購入費用がかかること、天候によって運動ができないこと、こぎ方を間違えると筋肉で脚が太くなることがあるのがデメリットですが、季節の変化を肌で感じながら運動ができ、散歩気分で取り組むことができるため、室内で行うストレッチに比べてモチベーションを保ちやすく、ストレス解消にもなります。
まとめ
下半身、特に脚につく脂肪は、食事制限では落としにくいといわれる皮下脂肪ですので、脚やせダイエットでは食事制限よりも運動が重要です。
負荷の軽い有酸素運動を行うことで、瞬発力を出すための太く硬い筋肉ではなく、細くしなやかな筋肉を育てることができれば、脂肪を燃焼し、引き締まった美脚を作ることができます。
効果を実感できるまで時間はかかりますが、地道にコツコツと続けていくことが、美脚への近道です。