2018年6月1日

快眠を得るための、寝具選びの3つの条件とは?

目次

質の良い睡眠はストレスや疲労を癒し、心身の健康を保つといわれますが、実際にどうすれば快眠することができるのでしょうか。

快眠を得るには、寝室の環境を整える方法や、質の良い睡眠に繋がる行動など、さまざまな方法がありますが、最も重要なのが寝具です。

そこで今回は、快眠を得るための、寝具選びの3つの条件をご紹介します。

 

快眠を得るための、寝具選びの3つの条件

無理のない姿勢をキープできる

寝るときの姿勢は仰向け、横向き、うつ伏せなど、人によってさまざまですが、姿勢に関わらず体の一部に負担がかかる状態では眠りづらく、眠った後も深い眠りに入ることができません。

また、長時間負担がかかることで「寝違え」といわれる捻挫や腰痛を引き起こし、日常生活に支障をきたすこともあるため、寝具にとって体に負担がかからない、無理のない姿勢をキープできることは非常に重要です。

頭を支える役割を持つ枕は、仰向けで寝る人の場合、頭だけではなく首のアーチ部分も支えることができる緩やかなM字型の枕が良く、横向きで寝る人は、寝返りを打っても枕から頭が落ちない大きめの枕が良い。いずれの場合も、頭が首が沈みすぎない硬さがあり、首が不自然に反ったり曲がったりしない高さの枕が理想的です。

体を支えるマットレスは、硬すぎると体圧を感じて寝心地が悪く、柔らかすぎると背骨が曲がりすぎて腰に体重が多くかかることから腰痛の原因となってしまうため、背骨が緩やかなS字に曲がる、硬すぎず柔らかすぎないマットレスを選ぶと、快適に眠ることができます。

寝返りを打ちやすい

眠っている間に体を動かして姿勢を変える「寝返り」は、睡眠中に体の一部だけが圧迫されることで血液が滞ることを防ぐために起こる、無意識の運動です。

寝返りを打ちにくく、一度で快適な姿勢を取ることができないと、何度も寝返りを打つ必要があり、眠りが浅くなってしまうだけではなく、目が覚めてしまうこともありますので、寝返りを打ちやすい硬さのマットレスや、衣服との摩擦が少ないツルツルした質感のシーツ、体を圧迫しない重さの掛け布団など、寝返りをうちやすい寝具を選ぶと質の良い睡眠を得ることができます。

適度な保温と通気性

マットレスと掛け布団の間、人が入って眠る空間を「寝床内環境」と呼びますが、寝床内環境が暑い、寒い、こもった湿気でシーツが張り付いて気持ちが悪いといった環境になっていると、生理的な不快感が眠りを妨げ、睡眠の質を落としてしまいます。

心地よく眠るために良いといわれる寝床内環境は、温度が体温より少し低い「33度」前後、湿度が50%前後と言われているため、気温と湿度が高い夏場は薄手で通気性の良い掛布団、気温が低い冬は保温性に優れ、寝返りを打った時に布団と体の間に隙間ができにくい柔らかさの掛布団を使用し、快適な寝床内環境を整えることが大切です。

なお掛布団は、軽いほうが寝返りを打ちやすく、体を圧迫しないため質の良い睡眠を得ることができますが、ある程度の重みがあるほうが安心感があって眠りやすいという人は、少し重みがある掛布団を選んでもかまいません。

まとめ

質の良い睡眠は、疲労回復のほか、ホルモンバランスや自律神経を整える効果もあります。

病気ではないのに体がだるい、立ちくらみや冷えに悩んでいるという人は、寝具を変えて睡眠の質を上げることで、体のトラブルを軽減・解消できるかもしれません。

 
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